日本旅行にVPNは必要?出発前に知っておきたい5つのこと
日本を旅行するのにVPNが必須というわけではありません。ただ、日本は「無料Wi-Fiが特に多く、しかも旅行者が実際によく使う」国です。空港、ホテル、コンビニ、カフェ、駅のフリーWi-Fiは、そのほとんどがパスワード不要のオープンな共有ネットワーク。そこで地図を調べ、メールを読み、ネットバンキングや予約の変更をするなら、出発前にVPNを用意しておく価値は十分にあります。
出発前に知っておきたい5つのことを順番に見ていきましょう。
1. 日本の無料Wi-Fiは「どこにでもあるが、大半は暗号化されていない」
成田・羽田・関西の各空港には公式の無料Wi-Fiがあり、大手コンビニチェーンやカフェチェーンも無料ホットスポットを提供しています。JRの主要駅や一部の新幹線車内にもWi-Fiがあります。とても便利な環境ですが、その多くはパスワード不要のオープンネットワークです。つまり無線区間の通信は実質的に暗号化されておらず、同じネットワーク上の他人が、保護されていない通信を観察できてしまう余地が理論上あります。
「便利」と「安全」は別の話です。使ってかまいません——ただし、無防備なまま使わないことです。
2. 旅行中にやることは、普段より「重い」操作が多い
旅行中のスマホが何をしているか考えてみてください。乗換案内とGoogleマップ、仕事のメール、ホテル予約の変更、銀行残高の確認、免税手続きのためのカード登録。ほとんどがアカウントとお金に関わる操作です。しかもそれは、疲れていて、時間に追われていて、つなぎたてのよく知らないネットワーク上にいる——まさにそんな瞬間に起こります。リスクは日本特有のものではありません。「旅行モード」に入ると、自宅にいるときよりはるかに頻繁に、共有ネットワーク上で重要な操作をしてしまう、という点が本質です。
3. eSIMやローミングがあれば、VPNは不要?
トラベルeSIMを買ったり、ローミングを有効にしたりする人は多いでしょう。自分のモバイル回線を使っている間は、同一ネットワーク内での盗み見リスクはもともと低く、VPNが必須とまでは言えません。ただ実際には、ほとんどの人が「併用」します。モバイルデータには容量の上限があるので、ホテルやカフェに着けば無料Wi-Fiに切り替える——VPNが本領を発揮するのは、まさにこの切り替えの瞬間です。ネットワークごとに信頼できるかどうかを毎回判断する代わりに、「先にVPNをつないでから使う」と決めてしまえば、それ以上考える必要がなくなります。
また、海外在住の方が日本滞在中に台湾の動画配信サービスを見たい、といった場合にもVPNが役立ちます。詳しくはこちらのガイドをご覧ください。
4. 偽のホットスポットは本物とそっくり
空港や大きな駅は、偽ホットスポット(evil twin)がもっとも出没しやすい場所です。攻撃者は公式とほぼ同じ名前のオープンネットワークを立て、急いでいる旅行者が自分からつないでくるのを待ちます。日本の公式無料Wi-Fiはもともと数が多く、名前も似通っています(空港ごと、鉄道会社ごとに独自のSSIDがあるため)から、見分けるのは本当に難しいのです。リスクの大半は、ふたつの習慣で減らせます。接続する前に掲示されている公式ネットワーク名を確認すること。そして、無料Wi-Fiにつないだら、何かにログインする前にVPNをオンにすることです。
5. 出発前の10分の準備が、到着後のトラブル対応に勝る
出発前日、自宅の安定した回線があるうちに済ませておきましょう。持っていく全デバイスにVPNをインストールしてログインし、一度接続して動作を確認し、スマホの保留中のアップデートも終わらせておく。到着後の疲れて急いでいるタイミングは、接続トラブルを調べるのに最悪の時間帯です。出発前の手順の全体はこちらのチェックリストにまとめています。
Lubi VPNはサーバーをアジア太平洋に集中させているため、日本国内から近くのサーバーにつなげば速度も安定性も保てます。ひとつのサブスクリプションでiPhone、Android、Mac、Windowsをカバーできるので、複数デバイスを持ち歩く旅にも向いています。
まとめ
日本のネットワークインフラは優秀で、治安の良さも有名です。しかし「無料Wi-Fiがどこにでもある」ことこそ、旅行者が気をつけるべきポイントです。便利さは警戒心を下げるからです。出発前にVPNをセットアップし、「先にVPN、それからログイン」というルールをひとつ覚えたら、あとは安心して旅を楽しんでください。